万年筆の字幅のこと
万年筆の字幅はメーカーによっても異なりますが、一般的にEF(極細)、F(細)、M(中)、B(太)というものがあります。
海外のものは日本製に比べて同じ表記であっても一段階から二段階太くなります。
太字での筆致はインクの濃淡が現われ、ぬらぬらと滑るような書き味が楽しめます。
また、極細字は手帳などに小さな文字を書くのに適しており、カリカリとした書き味となります。
ニブ(ペン先)の素材や形状によって軟らかくしなるものから硬いものなどあり、字幅やニブの硬さによってその書き味は様々です。
毎日、万年筆で書いていると太字でぬらぬら書きたい時や極細字でカリカリ書きたい時などがあります。
最近はずっと黒インクの細字で書くことを楽しんでいますが、そろそろブルーブラックの太字で書きたい気分になっています。