“シンデレラ”
イギリス人マシュー・ボーンによる演出&振付けの“シンデレラ”が日本にやってきました。
マシューといえば、古典バレエの『くるみ割り人形』をポップでキッチュな孤児院の話にしたり、『眠れる森の美女』の妖精がヴァンパイアになったりと途轍もない構想でいつも私たちの度肝を抜く舞台を作り続けています。そして今回のシンデレラは第二次世界大戦下のロンドンが舞台でした。
どうして戦時中?マシューは『シンデレラ』のバレエを観てプロコフィエフの音楽に恋をしたのだそうです。実際にプロコフィエフがシンデレラの楽曲を作ったのが第二次世界大戦中だったと知り、あのメロディーのちょっとダークな旋律が時代を反映してるとして、案が浮かんできたようです。
終演後カーテンコール時には撮影OKとか、バックステージツアーにも長蛇の列でマシューフリークには堪らない企画が満載でした。
そして来年は伝説のメガヒット、過去にどハマりした『スワンレイク』が戻ってきます!しかも新演出とは、もう今から楽しみでなりません。