資生堂ギャラリーでは、100周年記念展開催中ですが、期間中様々なイベントも催されています。

先日｢声の集まる朗読会ーいまここにある身体を使うー｣イベントに参加してきました。出演は詩人の大崎清夏さんとダンサー福留麻里さん。一部は大崎さんの詩の朗読に合わせ、会場中の場所や物を使っての福留さんのパフォーマンスが繰り広げられました。

息使いや身体の動く音と朗読の文と声とのコラボレーションでした。静かな中に静かな心の変化がある時間でした。

二部は大崎さんの2つの文章に参加者の文章を続け、最後は一編の詩として朗読する試みがなされました。お題は｢写真｣についてですが、皆が想いのまま綴ったものが不思議と一編の詩のように感じました。短い時間でしたが、ゆったりとした時間を過ごしました。資生堂ギャラリー｢それを超えて美に参与する　福原信三の美学｣展はまだまだ続いております。是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。