Kバレエカンパニー『クレオパトラ』
Kバレエカンパニーが誇る世界初演「クレオパトラ」を観劇してきました。あらかじめ古代エジプト・ローマの歴史を復習していったので急ピッチなストーリー展開にはついていけたのですが、何より祥子さんのエキゾチックで妖艶な踊りや容姿の全てが美しく、衣装や美術全てが素晴らしい圧巻の舞台でした。カール・ニールセンの「アラジン組曲」あの高揚する旋律が中毒になり帰宅してからもずっとYouTubeで組曲を聴きまくっています。
バレエは総合芸術。何も無いところからこの壮大なグランドバレエを作り上げる熊川氏の創造力には凄まじく感動しました。初日ならではのカーテンコール。燕尾服姿の熊川氏、指揮者の井田氏、舞台美術のダニエル・オストリング氏、衣装デザインの前田文子氏の満面の笑みとともに会場中が歓喜の渦に。2週間後、2度目の観劇が大いに楽しみです。