ファッション イン ジャパン 1945〜2020
国立新美術館で開催されている『ファッション イン ジャパン』展へ行ってきました。
戦後日本の洋装文化が歩んだ約75年間ということで、凄まじいボリュームの展覧会でかなりの見応えがありました。
第一章は、戦後におこった洋裁ブームの展示物。地元の宇部市営洋裁学校の教師をしていた母の歴史とも重なって、洋裁雑誌「装苑」「スタイルブック」「ドレスメーキング」創刊号などとても懐かしいもので溢れてました。母が年に2回、東京文化服装学院のファッションショーに行く度に、当時文化服装学院長だった小池千枝先生のお話をしてくれて、幼心に毎回楽しみにしていた思い出が蘇ってきました。
1945〜1950年代の第1章から、未来に向けられた第8章まで、時代時代の熱気がしっかりと伝わってくる大規模なキュレーションでした。まさに「ファッションは時代を映す鏡」。お洋服がお好きな方もそうでない方も必見の展示会、9/6まで開催されています。