『奇想のモード』展
庭園美術館で行われている『奇想のモード』展へ行って来ました。
16世紀の歴史的なファッションから始まって、サルヴァドール・ダリの彫刻、マルセル・デュシャン、マン・レイからコンテンポラリーアートに至るまで、モードとアートが入ったり来たりの刺激的な展示となってました。いつの時代も美しく装うという欲望は計り知れないものですね。
ヨーロッパにおけるコルセットの歴史、中国における纏足(テンソク)の歴史など知識として知ってはいたものの、実際のモノを見ると当時美しいとされていた異常なサイズ感に身が縮む思いがしました。
時代は進んで、下記の作品はレディーガガのアイコンでも有名になった舘鼻則孝氏の作品です。花魁の高下駄からインスピレーションを得てるのは有名なお話ですね。
鑑賞後は併設のカフェでまったりとカフェタイム。アート&モードの奇想な展覧会だけあって、ファッショニスタの若者ウォッチもとても楽しい時間となりました。
*アイキャッチの作品:串野真也「Sphinx of the forest」2017年