Fire-King
何故か急にアメリカンな「Fire-King」に魅了されマグカップを買いました。「Fire-King」は1941年に誕生したアメリカのアンカーホッキング社の耐熱ガラス食器メーカーのブランドです。
購入したマグカップは1950年代中期から1960年代初頭に製造されたものでファイヤーキングの代表的な「D-Handle」という種類でカラーは「ジェダイ」と「ホワイト」いうものです。「ジェダイ」は色合いが翡翠に似ていることから付けられたネーミングです。
素材はプラスチックのように見えますがミルクガラスで作られており、肉厚で手触り口触りがずっと手にしていたい触り心地です。ミルクガラスによる透け感が堪らないですね。
宝石にちなんだ名称は他にもカップ表面がカットされたダイヤモンドの産地名から付けられている「キンバリー」というシリーズがあります。
ファイヤーキングはとにかく種類が多く、プリントものやキャラクターもの、企業広告ものなど様々な種類やカラーがあり日本での愛好者も増え続けています。
また、バックスタンプのデザインで大まかな年代判別が出来て、時代によってデザインやカラーに特徴があったりとレアなものや様々なカラーやデザインなどがあり集め始めるとヤバい代物です。
珈琲カップは和食器が好きで焼き物の名所に訪れては記念に一客ずつ買い揃えていますが、たまにはガラス洋食器のマグで古き良き時代のアメリカンな気分を味わうコーヒーもまた良いものです。