日々変化を続ける東京の街、銀座、有楽町、日比谷界隈も進化をしています。ただその一方で古いビルが無くなっているのも事実。耐震化はとても重要な課題ではありますが、先日も歴史ある日比谷帝国劇場の建て替えが発表されたばかり。

古いからこそ丁寧に贅沢に造られた古い建築にはロマンを感じているので時代の流れが残念に思うこともしばしば。

吹き抜け階段のタイル壁画が美しいです。

お隣の交通会館は地下街のカオスな感じも好きですが、建築としてもとても魅力があります。現会館は昭和40年に建てられ、ずっと有楽町の駅前を見守り続けています。竣工時には4階以上に東京交通局が入っていたことから“交通会館”との名前になったそう。

フロア全体に贅沢に使用された石の床。

贅沢に敷き詰められた大理石や、階段の拘り、壁面の豊かさなど、沢山の魅力が詰まっていますよね。