想い出の立爪リングを使って
お母様の形見として立爪ダイヤの指輪を受け継がれたそうです。「ずっと眠っていた指輪ですが、サイズも合わないので、もう少し華やかなデザインにして活用したいと思います」とのお問合せをいただきました。
地金はイエローゴールドがご希望でしたが、デザインアイデアはお持ちでなく、色々な事例をお見せししたり、サンプルになるジュエリーを実際に着けていただきながらのご相談となりました。長身で指が長いので、少し幅広になるよう挟み込みスタイルのデザイン画をお描きしたところ、とてもお気に召されて1案目で決定しました。
お受け取りにはご夫妻でお越しになりました。お二人共に「綺麗!!!」と歓喜の声をあげられ、夫様は「リスタイルでこんなに素敵に蘇るのだったら、いつか婚約指輪もリスタイルすればいいね。」と仰ってました。
戦後落ち着かれてお父様がお母様にプレゼントされたという指輪。ご両親の想い出を胸に、素敵に蘇って良かったですね。