古き良きもの
この半年間、月に一度か二度帰省して義母が遺してくれた数々のお茶道具や骨董品の整理整頓を進めています。そもそもお茶の心得もなく、これまでは骨董品にもほとんど興味がありませんでしたので、どこから手をつけたらいいのか途方に暮れていましたが、一大決心をして先ずは全てのモノを写真に収めることにしました。
全く未知の世界なので色々検索をしてみると、骨董品の価値を見抜くには「時代の古さ」「作家物かどうか?」「高級な素材かどうか?」そして箱と箱書がとても重要とありましたが、肝心の箱書きの無いものも多く、只ひたすら箱を開けては写真に収めているところです。
全ての整理が終わったところで専門家にお尋ねしようとは思ってますが、今は感性の赴くままに気になったモノをひとつふたつサロンに運んでいるところです。モダンで洗練されたイタリア家具 Molteni&Cに骨董品、これが中々しっくりと良い雰囲気なのですよ。お客様に尋ねられてもお恥ずかしながら今は何の解説も出来ませんが、お詳しい方がいらしたら是非私に色々とレクチャーをお願いしたいところです。古き良きもの、今は余り頭で考えずに先ずは観て触れることから始めようと思います。お陰様で今や桐箱のつづら掛け結びは大得意になりました。
さてと次の帰省時には何を持って帰って来ようかな。