お着物を受け継いで
月に一度の帰省時に、お家の片付けを始めて早9ヶ月、お茶道具、骨董品から取り組み始め、先月からは着物の整理整頓に取り掛かっています。私自身お着物に関しては未だ未だ初心者なので、どこから手をつけて良いのか悩みながら、先ずは種類ごとに分けることにしました。
黒留袖、色留袖、訪問着、付け下げ、小紋、紬、浴衣、帯、コートなどなど。かなりの数に登るので途方にくれていたのですが、お茶道具や骨董品と同様に、全てに目を通すことが、せめてもの供養になるのかしらと思い立ち、一枚一枚「たとうし」を開いては義母のコレクションを堪能しています。残念ながらサイズが全く合わず仕立て直しが出来ないのが悲し過ぎますけどね。今回感動した黒留袖は金糸銀糸の刺繍が素晴らしい鶴の絵柄、しかも構図もとても素敵でした。千粋さんに伺ったところ、このような刺繍を施す職人さんはかなり少なくなられてるとのこと。額装にするご提案をいただき、現在思案中です。
お着物を受け継がれた皆さま、どうしてらっしゃいますか?