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岡田訓明の日々の徒然ブログ
『ジュエリーデザイナーの嗜み』

なんでビートルズ?

なんでビートルズ?

雑記音楽

ビートルズ。正確にはザ・ビートルズです。オノ・ヨーコが「ビートルズ」と言っていたのをポール・マッカートニーは「ザ・ビートルズ」だと訂正しています。

そんなザ・ビートルズですが、初めてビートルズを知ったのは1977年の中学2年生の時。友達から洋楽を教わった頃、1966年来日のライブ映像を初めてテレビで観ました。ステージのマイクが安定せずクルクル動くのが気になってしょうがなかった印象しかありません。というのも、その頃はハードロックに夢中だったので、ビートルズの古くさい?音楽(そう感じてただけなんですが)は、殆ど聴くこともありませんでした。
父が買ったであろうビートルズのソングブックが家にあったので、知っている曲をギターで弾いたこともありましたが、あまりにも難しいコードだったため全く弾けなかった記憶があります。超有名曲である「イエスタディ」や「ヘイ・ジュード」はコードも割と簡単?な方なので、それとなく弾いていたことを思い出しました。特に学校でもビートルズを聴いているという友達はいなかったので、ビートルズを聴くことなく大人になりました。家にLPレコードが数枚ありましたが、買った記憶がないので誰かに借りたままになったものかもしれません。昔の曲はヘッドホンで聴くと、左右のどちらかが歌で、反対側は演奏だけが入っている陳腐な録音は、やっぱり古くさい音楽という印象でした。

80年代になり世の中はAORの洒落たサウンドがもてはやされ、60年代の音楽なんてどんどん古さを増し、聴くことがなくなってしまいました。しかし、大人になると既にハードロックは卒業していたので、60年代や70年代の音楽を好んで聴くようになりましたが、なぜかビートルズを聴くことはありませんでした。但し、ビートルズの音楽は様々なところで使われ聞こえてくるので、有名曲は何となく聞いて知っていますが、200曲を超える楽曲の殆どは聞いたことがない状態でした。

時を経て、ビートルズを真剣に聴き始めたのは2016年。知り合いから「ビートルズをやるバンドやらないか?」と誘われたのがきっかけとなります。演奏する曲を言い渡されるのですが、ほぼ知らない曲ばかりなので必死で覚えました。若い頃よく聴いていた曲は頭に入ってますので、英語の歌詞を知らずとも適当にそれらしく歌えますが、最近覚えたばかりの曲はそうはいきません。僅かのコーラスパートの歌詞が覚えられない自分が嫌になります。まあそんな状態でも現在、ビートルズの「中後期サウンド追求するバンド」に所属していいるから驚きです。

ビートルズは資料が豊富にありますが、謎の部分も多いので追究のしがいがあるってもんです。

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