
新生GINZA SONY PARKグランドオープン!
昨日1月26日銀座数寄屋橋にて「GINZA SONY PARK」いよいよグランドオープンとなりました。数寄屋橋の角地、歴史あるビルが解体され、しばらく工事中のままPARK/公園として利用されていたソニービルが戻ってきました。街に開かれた公園構想、縦に続く銀ブラなど過去の建物でのコンセプトを現代に合うように設計されたとのこと。躯体も全てを崩さず以前のものも再利用されています。なんといっても以前の「SONY」ロゴも新ビルに使用されていますし、地下には懐かしいタイルも残されています。
先日から隣のHERMESビルとビル同士の会話がなされ、ちょっとした話題になっていました。「ただいま!」「お帰りなさい!」とビルのファサードに心温まる吹き出しでの会話。通るたびにほっこりしておりました。

ビル同士の会話にほっこり。
これからも人々が集まる公園/PARKというコンセプトを変えないビルのスタイルとなるそうです。オープニング記念は色々なアーティストが参加する展示会となり、事前予約制のイベント、私は後日予約をしていて楽しみにしております!公園として重要な要素は“余白”だと、かつてのソニービルには10坪ほどの「銀座の庭」と呼ばれたソニースクエアがあり、人々を集めていました。その思想を受け継ぎ拡張したのが「銀座の公園」なのだそう。
見下ろすビルにせず見上げるビルに!とのことで、屋上の景色は美しいお隣のHERMESビルのファサードを楽しめます。私的には、無機質なビジュアルは好きな方なので、今後、ビル内でどんな世界を発信されて色付けするのか、ファサードのグリッドのメッセージ的な使い方など、新生SONYビルを楽しみにしたいと思っています。