昨年11月から2月の中旬まで狩猟が解禁となり、千葉の狩場に通われたそうです。射止めた鴨の羽根があまりにも美しかったため、このフォルムをペンダントにしたいと選りすぐりの数枚をお持ちになられてのご相談でした。
 

中から特に美しい2枚の羽根を選び、ラフスケッチで大きさやディテールを決めていきました。あまりカジュアルにならないようにと、上品な色味のピンクゴールドを希望され、実際の羽根の色に似せ、白い部分をプラチナで表現することになりました。

尚、正確なデザイン詳細は後日メールでのやり取りから、2つのペンダントのバランスをみて、それぞれリサイズし製作に入りました。
羽根をどのように表現するかがクリエイトの最大のポイントでしたが、羽弁に凹凸でラインを付け、細かなヘアライン仕上げで羽根の柔らかさを表現しました。

出来上がりをお知らせしたところ、とても楽しみにしていたと、即日ご来店いただきました。
いつも饒舌なお言葉で感想を述べられるのを楽しみにしてるのですが、今回もご覧になった瞬間「おーこう来ましたか！」と、出来上がったペンダントの表裏とも確認をされ、大変なお褒めの言葉をいただきました。

一本ずつでも上品に着けていただけますが、二本使いにするとボリューミーでより素敵です。コンビネーションの地金なので、チェーンネックレスの色味はどちらに合わせても良いですね。

K18PG/Pt950

K18PG/Pt950