サファイアの鑑別書
その昔、母がサファイアの指輪を購入した際に鑑別書が付いてなかったということで、リスタイル(リフォーム)時に鑑定機関に出してみることになりました。母はもちろんサファイアの指輪として購入した訳で何の疑いもなかったのですが、少し紫がかって見えることから「ひょっとしてタンザナイトかもしれない。。」余りにも綺麗過ぎるので「ひょっとして。。。」と私ひとり内心ドキドキしながら結果を待ちました。
約1ヶ月後、中央宝石研究所から届いた鑑別書の鉱物名は、
「天然コランダム」
「ブルーサファイア」!
しかも「加熱の痕跡を認めず」!!!
紛れもなく天然サファイアの美しさそのものだったのです。ついでに産地も知りたくなってしまいました。
“ビジュー ド ファミーユ” 家族の宝石として受け継いだ際には大切に使っていきたいと思いを新たにした次第。この歳になってようやく色石を着けてみたいと思うようになった今日この頃です。
おばあさまやお母様から受け継いだ宝石で、石名が分からないものがあれば是非お持ちになってみてくださいね。