日記
日記をつけてますか?
私は2014年より毎日、日記らしきものをつけています。まあ日記の書き方に定義はないのであえて日記と呼ばせていただきます。元々は万年筆で何か書きたいということから始まったものですが、今ではすっかり日課となっています。今思うともっと早くから始めていればと後悔しています。
日記というと小学生の夏休みの絵日記のようなものを想像しますが、私が始めたものは、ToDoや今日あったことを記録するちょっとしたメモ程度でスケジュール帳とそう変わらないものでした。
今でも大層なものは記していませんが、始めの頃よりは随分マシなものになってると思います。
ある日「2月14日(金)バレンタインのチョコを頂く」と書かれてあるページを読んで愕然としました。誰に貰ったのか書かれていないのです。
日記は後から読み返したときに分かるように書いてなければあまり意味がないことを学びました。続けていくうちに書く内容もどんどん変化してきます。日記は読み返すことで効力を発揮します。
仕事でPDCAという言葉をよく聞くと思いますがまさにそれなのです。難しく考えないでまずは何でもいいから書いて読み返す、これに尽きます。
たくさん書かれているページは充実した日だったのか、何も書かれいない日は、忙しすぎて書く時間がなかったのか、はたまた書くことに疲れてしまったのか、書き連ねた文字を見ているとその時の光景がまじまじと浮かんできます。読みたい本、欲しいものなどを書いているページを見つけると、その殆どを手に入れていることに気付きます。「日記で夢がかなう」のような自己啓発本がたくさん出版されていますが、あながち嘘ではないと思っています。書くことで意識し、読み返すことで頭の隅に記憶しているからでしょう。
日記をつけることで、綺麗な字を書きたくなったり、漢字を勉強してみたり、良い筆記具が欲しくなったり、文章力の無さに羞恥を感じ本を読んでみたり、日記はただ過去を懐かしむだけでなく、これから先の人生を豊かにするためのものだと思っています。
コーヒーを飲みながら、ちょこっと日記をつける。そんなひとときが楽しいのです。
だから日記をつけているのです。