期限切れフィルム
絵画のように見えますが写真なんです。
期限切れフィルムで撮った写真をレタッチしたものです。
現像から帰ってきた写真↓はこの様な状態でした。
フィルムって使用期限があるんです。使用期限を過ぎると①感度が落ちる。②コントラストの低下。③カラーバランスが悪くなる。④粒子が荒くなる。などの劣化現象が出ます。大体、期限を2年過ぎるとその現象が出るみたいです。
写真のフィルムは実家に立ち寄った際に父が使っていたフィルムの残りがあったので持ち帰ったものです。使用期限は2004年になってましたので約16年も経過したフィルムになります。
期限切れフィルムで撮った写真は味があって良いと好んで使う人もいますし、私もこれまでに4本の期限切れのフィルムを使いました。流石に新しいフィルムと違って写りはそれなりでしたが、PCである程度調整が出来るので、今回も大丈夫だろうと思っていましたが、ものの見事に酷い現像が戻ってきました。
一瞬一瞬を切り取った写真なのに勿体無いことをしてしまいました。
まあ、何事も経験しないと分からないことなのでフィルムについて少し学んだと思って前向きに考えます。
最近はフィルムの値段が上がってしまって、気軽に写真も撮り辛くなってきましたが、何よりもフィルム自体が世の中からなくならないことを願わずにはいられません。