万年筆と姿勢
多くの万年筆愛好家には軟らかいペン先が好まれるようですが、私の場合、筆圧が高いためにクニャクニャとしなるペン先はどうも安定しないため綺麗な文字を書くことが出来ません。そんなわけで弾力のある金のニブよりも硬いスチールニブの方が私には合っているのかもしれません。これまでに使ってきた金ニブ万年筆の中ではプラチナ万年筆のセンチュリー#3776が硬めのサリサリとした心地良い書き味でお気に入りの一本です。
万年筆は筆圧をかけずに書くというのが基本です。力を抜いて書くように心掛けていますが、ついつい力んでしまいます。美しい字を書くには姿勢を正して肩の力を抜いて書くことです。
にもかかわらず、ジュエリーのデザイン画を描いている時は、相当悪い姿勢で描いています。長年の癖はなかなか治らないものです。
悪い姿勢は「肩こり」「頭痛」原因にもなります。
心も身体もリラックスが大切です。