浜までは海女も蓑着る時雨かな
滝瓢水の句です。
先日読んだ「50代から始める知的生活術」外山滋比古著の本に書かれてあり始めて知りました。
海女たちはどうせ海に入れば濡れてしまう身ですが、せめて浜までは時雨で身体を冷やさぬ我が身を思いやる姿が詠われています。
「どうせ○○だから・・・」と思うのではなく、限られた時間だからこそ大切にする。
合理的とは違う美意識がそこにはあります。
心打たれたので忘れないように書き残しておくことにします。
岡田訓明の日々の徒然ブログ
『ジュエリーデザイナーの嗜み』