DESIGNER

岡田訓明の日々の徒然ブログ
『ジュエリーデザイナーの嗜み』

もう11月ですね。

もう11月ですね。

インペリアルトパーズシトリンジュエリーのお話誕生石雑記

あと2ヶ月で今年も終わりですね。もう早過ぎて身体が追いついていかないです。
ということで、11月の誕生石「インペリアルトパーズ」「シトリン」という2種類の宝石の話です。
シトリンはシトリントパーズなどと呼ばれたりして、インペリアルトパーズと同じ石?なんて勘違いしそうですが現在ではシトリントパーズという名称は使用していませんので混乱しないようにしてください。

シトリンは黄水晶のことでアメシスト(紫水晶)と同じ仲間です。天然の黄水晶の産出量は極めて少なく、現在見られるシトリンの殆どがアメシストを加熱処理して黄色に加工してあります。

ちょっと夢がなくなるような話ですが、天然色のシトリンはあまり綺麗ではないようです。

インペリアルトパーズは名前の通りトパーズの種類で、ブルーやピンク色が一般的ですが、オレンジを帯びた褐色のものをインペリアルトパーズと呼びます。トパーズが宝飾品として市場に出始めた19世紀に偽物やトパーズに似たクォーツなどと差別するためにインペリアルという名が付けられたようです。インペリアルトパーズは限定的な産地(ブラジル)で、しかも産出量も少ないことからトパーズ屈指の価値を誇っています。

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