お次は珈琲焙煎
珈琲焙煎始めました。
手間をかけることがまた一つ増えました。
となると道具です。調べてみると網で煎る方法や電動の焙煎機なるものなど、やり方はいろいろあります。知人はドラム式の網を手で回転させるタイプを使っているようですが、網のタイプはチャフ(豆の薄皮)が舞って家の中でやるのは大変そうなので鍋でやることにしました。
さて、その珈琲焙煎は「味を極めたいのか?」「毎日お米を炊く様に習慣でコーヒーを淹れたいのか?」など、どの様に珈琲を楽しみたいかによって焙煎器具を考えた方が良く、高価で立派な焙煎器具は必要ないと、見知らぬ方からInstagramにコメントを頂きました。YouTubeで検索すると、蓋付きの片手鍋なら台所を汚さず簡単に出来そうなのですが、取り敢えず、百均でアルミ鍋と油はね防止ネットなるものを買ってきて焙煎網を自作しました。アルミ鍋は軽いので10分間鍋を振り続けるには軽い方が良いだろうという選択です。昔、キャンプで燻製料理をするのに、値段の高い燻製器などは使わずに、段ボール箱や鍋で美味しい燻製が出来るよう工夫していましたが、まさにそんな感じですかね。
で、早速やってみました。珈琲豆はブラジルのサントスを選びました。まず、煎った時の香りが想像していたものと全く違ったというのが第一印象です。
煎りたてを飲んでみますと、ブラジルの酸味の少ない豆を選んだためなのか、深煎りにしたためなのか分かりませんが、ちょっと物足りないという印象を受けました。昔は酸味が苦手で、苦けりゃ何でも良いみたいなところがありましたが、最近は程よい酸味も感じられる風味が好みになってきている点も影響していると思います。焙煎2日後に飲んでみると、味の奥深さというのが感じられるようになり、凄く美味く感じました。焙煎する時間やロースト加減によって酸味の出方なども違ってくる為、色々試してみたいところです。