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岡田訓明の日々の徒然ブログ
『ジュエリーデザイナーの嗜み』

「Ob-La-Di-, Ob-La-Da」

「Ob-La-Di-, Ob-La-Da」

ジュエリーのお話雑記音楽

ライブでやる曲は出来るだけ歌詞を理解して演奏しようと思うようになり、和訳のついた「ビートルズ全詩集」という本を買いました。日本語になっていても意味が理解できない曲もたくさんありますので、英語で曲を理解するのは到底無理です。

先日のステージで「Ob-La-Di, Ob-La-Da」という曲を演奏することになったのですが、そういえば、「オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ」って一体何だ?と意味も解らず口ずさんでおりましたが、色々とビートルズ関連の本を読んでようやく理解しました。
この曲の歌詞の内容は英語でも意外と簡単で、一節に「Buys a twenty carat golden ring」という歌詞があります。「carat」は宝石の重量を表す単位、「karat」は貴金属の純度を示す単位なので、そうなるとスペルは「carat」ではなく「karat」を使った方が正しいと思います。和訳では大体「20カラットのゴールドの指輪を買う」となっています。間違いではありませんが、日本では馴染みのない表現なので、ここは、「20金の指輪を買う」とした方がいいと思います。ちなみに、持っている本の和訳は「20金のゴールドの指輪」となっています。
そんな細かいところは、ジュエラーでないと解らないですね。そもそもポール・マッカートニーはどちらの単語を使ったのかちょっと知りたいところです。手書きの歌詞が何かに載っているかもしれないので、調べてみようと思います。

あまり好きではなかった曲、「Ob-La-Di, Ob-La-Da」ですが、ポール・マッカートニーはかなり思い入れがあったみたいで、何度も録り直しを行い、かなりの時間を割いたという情報を知り、ちょっと気になる曲になりました。
但し、2004年にはインターネット上で行われた「50 Worst Songs Ever!(ワーストソング50)」の投票で1位を獲得してしまったようで、制作当時からジョン・レノンとジョージ・ハリスンもこの曲を嫌っていたようです。しかし、発表された1968年から1969年にかけてドイツ、オーストラリア、スイス、オーストリア、日本ではシングルチャートで首位を獲得した曲でもあります。

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