
メンテナンスしました
愛媛の蔵の中から出てきたカメラを使えるようにメンテナンスしました。
機構は動作しいてましたのでパーツ分解は行わず、レンズや錆びたボディの磨き上げと、革の張り替え、軽度な調整を行いました。とりあえず使えるようになりましたが、実際に撮影してみないとちゃんと写るのかどうかは分かりません。
レンズのシリアル番号から調べると、1932年頃の製品であることが分かりました。このカメラは素通しのファインダーを覗いて構図を決め、目測で距離計を合わせて写真を撮りますが、目盛りがフィート表示なので慣れるまで時間がかかりそうです。また、フィルムは6×4.5cmフォーマットのセミ判でブローニーフィルム(120フィルム)を使用します。
これまで蛇腹カメラに特別な興味はありませんでしたが、実際に触れているうちに愛着が湧き、早く撮影したいという気持ちが強くなっています。

1932年製 "Welta Perle" Schneider-Kreuznach Radioner f:4.5 F=7.5cm