
ゴーマルイチ
最近、デニムの歴史に興味を持つようになりました。ビンテージデニムを収集するつもりはありませんが、デニムスタイルや年代によるディテールの違いなどを知ることが楽しく調べたりしてます。
19世紀のアメリカで誕生したジーンズ(ジーパン)は、金鉱労働者たちが耐久性のある作業服を必要としていました。1873年、リーバイ・ストラウスとテーラーのジャイコブ・ディバイスによって銅製のリベットを用いた丈夫な作業ズボンが開発されました。これがジーパンの原型であるリーバイス501です。1950年代からは若者文化の象徴となり、1970年代には世界的なファッションアイテムとしての地位を確立しました。
小学生時代は、よくジーパンを履いていました。その頃はリーバイスという名前すら知らず、日本製の「BOBSON」や「BIG JOHN」のものばかりでした。当時、母に買ってもらったジージャンには背面にBOBSONの水牛ロゴが大きく刺繍されていたとても格好良いものでした。その頃からファッションに少しずつ興味を持ち始め、流行していたベルボトムジーンズの裾を縫わない切りっぱなしのラフなスタイルも、自分で縫製をほどいたりカスタマイズしていました。
先日観たボブ・ディランの映画から、アメリカンな気分が続いています。因みに諸説ありますが、ディランが履いていたジーンズはリーバイスの「551Z」と言われています。また、この映画の公開に合わせてボブ・ディランの衣装を忠実に再現したジャケットやジーンズなどがリーバイス®より数量限定で発売されました。