二つの “ON THE TOWN”
今年の夏は二つの “ON THE TOWN”を鑑賞しました。
1944年にブロードウェイで初演された本作は、レナード・バーンスタイン作曲、ジェローム・ロビンス振り付けによるミュージカルです。
“ニューヨーク〜🎶ニューヨーク〜🎶”と独創的で美しいメロディーは聞き覚えのある方も多いのでは。
先ずは一つ目。レナード・バーンスタインと言えば佐渡裕氏。師匠の生誕100周年記念イヤーで世界各地で指揮をされて来たそうですが、集大成として兵庫県立芸術文化センターでのこのオペラミュージカルにとても力を入れてプロデュースされたのだそうです。そう教えてくれたのが、佐渡氏率いる管弦楽団所属のホルン奏者アストリッド・アルブーシュさん。この度私の親戚と目出度く結婚したフランス人女性なのです。佐渡氏の指揮&管弦楽団、ロンドンで選抜されたキャストが素晴らしかったのは言うまでもありませんが、オケピで知人が演奏してる状況は初めてで、感激もひとしおでした。
そして二つ目の『オンザ・タウン』は宝塚月組のミュージカル。
ミュージカル史に残る名作を新演出・新振付で再構成した宝塚バージョンで鑑賞。トップスター珠城りょうさんをはじめ、フレッシュな組子さんのエネルギッシュな舞台に家族皆で大いに楽しみました。
こうやって同じ演目を全く違う演出で観れるなんて、とても贅沢な観劇シーズンになりました。