『カルミナ・ブラーナ』
渋谷区にあるBunkamura開館30周年を記念して行われた、二つのフランチャイズカンパニーによる『カルミナ・ブラーナ』(世界初演)を観劇しました。カール・オルフ作曲のカルミナ・ブラーナの冒頭の旋律は、色々な合唱団で演奏されたり何年か前の羽生君のフィギュア演目の曲にもなっていたのでご存知の方も多いはず。今回の観どころは、東京フィルハーモニー交響楽団首席指揮者の若きアンドレア・バティストーニ氏とKバレエカンパニー熊川哲也氏からどのような新世界が生み出されるか!というところでした。
音楽関係者のツイッターには「最初の一振りで涙が出た」とか「音の一つ一つにドキドキした」とかありましたが、私には到底指揮者による音の違いなど分かるはずも無いながら、オルフの旋律にのせて、オーケストラ、合唱、Kバレエダンサーが一体となった圧倒的な世界観にどっぷりと引き込まれて涙が止まりませんでした。
駅周辺の開発といい「エンターテインメント・シティ」を目指す渋谷の地が益々面白くなりそうです。