流儀:鏡面磨き
足元から失礼します。先日神戸に戻った際、私が「有楽町駅前にある有名な靴磨き屋さんに行ってみたい。自分で磨いても靴の先がピカピカ光らないから。」と呟いてたところ、主人が先ずは“靴の磨き方” “鏡面仕上げ”“世界靴磨き選手権” “靴磨きチャンピオン”なるYouTubeを見るようにとチャンネルを回してくれました。
私が匠の技に魅入ってるうちにふと主人が居なくなりお玄関に行ってみると、何とくたびれた私の靴を磨いてくれてるではありませんか。しかも今見た匠の技そのままに、靴の先っぽに手の指でクリームを塗り、水を付け、リズミカルに磨き上げてるのです。どうやらあの憧れのピカピカの秘密はワックスと水加減なるものらしいのです。「最近は革と会話が出来るようになってきた」とのこと。笑
何事にもそれぞれ奥深い流儀というものがあり靴磨きもその一つだったのです。ちなみに主人は鏡面磨きのピカピカはお好みでは無いそう。
「君はコロンブスの靴磨きスポンジで十分じゃ無い?」と言われ確かにそうかも。
主人の技に感心しつつも、いつか有楽町の靴磨き「千葉スペシャル」にも行ってみたくなりました。