
美術館が開館しました。
2月から4月にかけて庭園美術館で開催予定だった「ルネ・ラリック展」が途中閉館となりとても残念でしたが、6月1日より開館したとのことで、平日の昼下がり久々に足を運んで来ました。
旧朝香宮邸が竣工された1930年代の東京に焦点を当てた「東京モダン生活展」。観覧中は私を入れても5名程度の来館者でした。年に一度の建物公開展を兼ねているので、通常は閉じられてるカーテンも開け放たれ、当時の雰囲気にひたって思いっきり館内を撮影することが出来ました。
新館では当時の東京の姿を多面的に紹介してあり、とても興味深かったです。
日頃の気忙しさを忘れ、庭園の緑を眺めつつ“東京モダンライフ”が始まった時代にタイムスリップするのもいいものですよ。

大客室の控えの間

大広間の天井照明

マックス・アングランによる様々な装飾文様

大食堂:ラリック「パイナップルとざくろ」

焼き物のような味わいを持つモザイクタイル

2階へ昇る階段の壁

1924年「Bancelin」ブレスレット

大客室シャンデリア:ラリック「ブカレスト」

このように優雅なカフェを楽しまれたのでしょうか

新館への渡り廊下:必ず撮影したくなる波板ガラスの妙