お食い初めの宴
昨年末に授かった孫のお食い初めの宴を行いました。子どもの健やかな成長と共に「一生食べ物に困らないように」と言う願いを込めた日本の伝統的な行事です。
今回初めて知ったのですが、基本的には男の子は朱塗り、女の子は外が黒塗りで中が朱塗りの漆器を使うのだそうです。上の孫のお食い初めの写真を見たら確かに朱塗りの漆器が使われてました。今年は大人数での会食は避けましたが、さり気なくお祝いが出来てホッとしました。
今回のお嫁さんの着物は私の若かりし頃のもの。私の着物は義母が還暦のお祝いにプレゼントして下さったもので、帯は義母のお気に入りの貴重なお品。宝石は、譲り受けてリスタイルしたエメラルドリングを合わせてみました。着物や宝石など、こうやって家族でずっと受け継いでいけたらと思います。
改築して初めて訪れた“The Okura Tokyo”。建て替え時には国内外のファンから保存を要望する声が沢山寄せられてましたが、世界に誇るニッポンのモダニズム建築のメインロビーは緻密に復元され「オークラ・ランターン」や「梅の花のテーブルと椅子」もそのままで当時にタイムスリップしたかのようでした。以前のロビーの寸法や意匠の素材などをデータ化して再現されたのだそうです。近々またゆっくりと訪れてみたいと思います。