GABRIELLE CHANEL展
三菱一号館美術館で開催されている"ガブリエル・シャネル展"に行って来ました。
初期のドレスから最後のスーツコレクションまで。あの時代にこのドレーピング(立体裁断)はさぞかし画期的だったことでしょう。今更ながら、ガブリエルが70歳くらいの時にモード界に復活してからシャネルスーツをデザインしたとは驚きです。
思い起こせば、幼い頃、母の洋裁店のトルソーには似たようなお洋服が沢山掛かってたような。時代を超えてCHANELのお洋服は憧れのデザインだったのですね。
「私は好んで宝石をいっぱい着けている。私が着けるとどれも偽物みたいに見えるから。宝石で人の目をくらませようとする熱意には虫唾が走る。宝石は嫉妬心をかきたてるものではなく、せいぜい驚かせるためのもの。装飾や娯楽として残すべきものよ」と言う有名な言葉を具現化した本物のコスチュームジュエリーが大迫力で凄かったです。夜な夜な図録を見るのが楽しみです。