しばしのお別れ!
東京丸の内にある三菱一号館美術館は今開催されてる『芳幾vs芳年ー国芳門下の2大ライバル展』を最後に、大規模修繕のため長期休館になるそうです。
ライバル対決ということで、江戸後期を代表する浮世絵師、歌川国芳の門下で腕を磨いた芳幾と芳年2人の画技の違いを顕著に観ることが出来ました。
変動する時代、正統派の芳幾に比べ、西洋画法なども学んだ革新派の芳年のダイナミックな作風と画面構成は今のアニメを彷彿とさせるようでとても興味深かったです。数十年ぶりに出品された貴重な肉筆画も素晴らしかったです!
本展覧会は4月9日(日)まで。2024年度中のリニューアルオープンを楽しみにしています。