Thrill me
待ちに待った2年ぶりの “Thrill me”。妹と共に沼にハマってもう十数回目の観劇でしょうか。34年前に実際にシカゴで起こった残忍な事件を劇作家ステファン・ドルギノフが原作・音楽・脚本を手掛け、初演はオフ・ブロードウェイで上演されたミュージカルです。今では世界中で上演され日本では栗山民也氏が演出を手掛けられています。
“私”と“彼”の二人、そして一台のピアノだけで繰り広げられる100分間。誰と誰が演じるか!それぞれの芝居のアプローチが観る方の想像を掻き立たせてくれる心理劇なのです。ワクワクぞわぞわ、今回は木村 “私”にどっぷりやられてしまいました。今宵の余韻は半端ない。やはり全てのキャストを観たくなってしまいました。