パリ・オペラ座バレエの至宝『マノン』全幕を東京文化会館で観て来ました。もう15年くらい前になるでしょうか、当時はイタリアヴィツェンツァで開催されるジュエリーフェアに出向き、帰りにパリ・ガルニエ宮や英国ロイヤルオペラハウスに立ち寄って観劇したのは今や優雅な想い出です。コロナ禍もあり渡航するのが皆無になった今、海外バレエ団の来日公演は喜びもひとしおです。
昨日は、開演前から殺気立ってるホワイエの雰囲気も最高でしたし、ロマン主義文学溢れる演劇性で、ミリアム&マチュー圧巻の演技に放心状態になってしまいました。エトワール(ダンサーの最高位)のマチュー・ガニオにいたっては只そこに佇んでいるだけで美しいのです！ 終演後の拍手もずっと鳴り止みませんでした。

ガルニエ宮の写真は気持ちが上がります！

心踊るホワイエの空間

パンフレットより(右)ミリアム＆マチュー