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プロデューサーブログ
『 倉田真由美のen Plusな日々 』

『 マティス : 自由なフォルム 』展

『 マティス : 自由なフォルム 』展

展覧会

アンリ・マティスと言えば美術の教科書にも載っている「ブルー・ヌード Ⅳ」が有名です。一度パリのオルセー美術館で鑑賞し、そのフォルムと綺麗なブルーの色味がとても印象に残ってるのですが、今回はマティスが晩年に手がけたヴァンスのロザリオ礼拝堂の実物大レプリカが再現されてるとXの情報で知り、思わず国立新美術館に足を運びました。このプロジェクトは建築や内装、ステンドグラスから衣装や小物までマティスがトータルでプロデュースした総合芸術作品というのは初めて知りました。
副題は「自由なフォルム」。時系列に初期作の絵画や彫刻が並び、そして晩年の削ぎ落とされたフォルムと色彩の豊富な切り絵がしばし南仏の明るい日差しを感じさせるような明快さを感じた展覧会でした。

そして写真は撮れなかったのですが、何といっても幻のバレエ・リュス作品「ナイチンゲールの歌」(モンテカルロバレエ団) のための衣装や映像が観れたのはとても貴重でした。この作品については、いつか舞踊評論家の芳賀直子さんに色々伺ってみたいと思います。

 

国立新美術館正面/手前の作品「禁断の果実」和田礼治郎

 

「ブルー・ヌード Ⅳ」1952年

 

カズラ(上祭服)

 

「花と果実」 1952年 切り紙絵

 

ヴァンスのロザリオ礼拝堂

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PROFILE オーナープロフィール

mayumi kurata

mayumi kurata

Une Pierre en Plusプロデューサー。
MIYAKO SHOJI HOLDINGS Co.,LTD 取締役
武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。広告企画制作会社「レマン」で約10年間、グラフィックデザインの仕事を手掛ける。その後2007年11月東京表参道に、ジュエリーサロン「ユンヌ ピエール アンプリュス」をオープン。
2012年4月には、銀座へとお店を移し"ジュエリースタイルを創造するオーダーサロン"としてリニューアルオープン。

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