『 GISELLE 』
7年ぶりの K-BALLET TOKYO『 GISELLE 』を観劇しました。熊川哲也氏が英国ロイヤルバレエ団を退団し、帰国後Kバレエカンパニーを発足して初めて手掛けた全幕のプロダクションがこのジゼルという演目でした。演出再振付はもちろん、美術やお衣装の素晴らしさに度肝を抜かれたのを今でも鮮明に覚えてます。もう23年も前のことなのですね。
私がこんなにまで洋舞鑑賞フリークになったのは、紛れもなくKバレエの総合芸術としての“美”に心を揺さぶられたからです。このジゼル2幕のどこまでも続く深い森の舞台美術やお衣装然り、そこで織りなす様々な人間模様。約25年経っても推し活は益々深みにハマり、この春は、Opto・カルミナ ブラーナ・ラ バヤデール…と続いていきます。
パンフレットの芳賀直子氏(舞踊史研究家) による貴重な資料満載のコラムもとても興味深かったです。