『 結 M U S U B I 』展
先日、上野にある東京国立博物館で開催されてるカルティエ『 結 MUSUBI 』展に行って来ました。カルティエが日本に進出して50年のあゆみを振り返る展覧会とのことです。
美術愛好家のルイ・カルティエの時代になって、彼が蒐集していた日本の古美術品からリスペクトした作品のアーカイブが古い資料とともにたくさん展示され、いつもカルティエの作品集でお馴染みの宝石たちが、いかに日本美術の“美”をリスペクトしてるのかが分かって、とても興味深い展示でした。特にデザインが生まれるまでのアイデアノートや、いつも図録で眺めてるブローチの石膏型などが見れたのが貴重でした。20世紀初頭は、完成品の石膏型を作成することがあり立体的な記録として残されてたようですね。
カルティエ現代美術財団とコラボレーションを行ってきた日本人アーティストの作品もたくさん展示されていて、ビデオポートレートも閉館前に訪れたので人が疎らでじっくり鑑賞することが出来ました。ジュエリーとアートが一挙に観れて見どころ満載な展覧会でした。