｢思わず、たち止まざるをえない。｣絵画展が銀座1丁目POLA MUSEUM ANNEXにて、期間7/12(金)～7/28(日)開催中です。若手アーティスト　水野里奈氏の作品展。

コンセプトが｢先を歩くはずだったのに、思わず立ち止まって絵画を見てしまう。｣引き返して、近くから、遠くから見渡してしまい、後ろ髪を惹かれるようなそんな作品を描きたいと。

大胆な構図でありながら、画面空間を重層的に置き換えて構成されていて、細部は緻密な中東の装飾的な魅力もある。水墨画のモノトーンの魅力も入り込む。こんな絵画があれば、歩いていてもきっと立ち止まってしまいそうです。

細密ドローイングの展示も面白かった。ドローイング作品が飾られている部屋の壁にも絵からこぼれ落ちてきたような、落書きのような演出がなされていた。お天気も徐々に初夏に向かってきております。銀座散策の折にはふと立ち止まってギャラリーを覗いてみてはいかがでしょう。当サロンから徒歩3分です。