
魅惑の唐草原画展。
先日「資生堂唐草原画展」へ行って参りました。
資生堂の意匠のバックボーンがこれら唐草紋様と言われているそうです。
レジェンドであり、今は亡きグラフィックデザイナーの山名文夫氏の「体験型デザイン史」の中の『唐草は音楽そのものなのである。』という一文が印象に残りました。
確かにどの紋様もリズムを奏でる音楽のようだと確信した展覧会でした。これからも唐草紋様は進化し続け、パッケージデザインのも広告にも大きな存在感で私達を楽しませてくれそうですね。
全て手書きで版を描く描版師という存在を知り、今も活躍されていらっしゃる薄希英氏の繊細な手書き原画や数々の原画にうっとりと致しました。