ドラマでお馴染み。
「大岡越前」や「遠山の金さん」と言えば、昭和時代から大人気時代劇代表作の二つ。終盤に必ず登場する施設『南町奉行所』、毎回悪者へ裁きを下す名場面が展開されていました。その奉行所が江戸時代にあった場所が正にJR有楽町駅前広場の一角なんです。現オフィスの目の前にその石碑が立っています。地質調査にて跡地から奉行所内の石で組まれた下水講や井戸、土蔵や地下室などが発掘されたそうで、石碑に並び下水講が一部再現され、駅前のベンチになっています。
有楽町駅中央口改札前から複合ビルイトシアへ降りるエスカレーターで地下へ、地下広場にも発掘された地下室の一部や木樋(木製水道管)が地下広場で木製ベンチとして活用されています。展示されるだけでなく利用できる歴史跡ですね。
ちなみにそれぞれドラマの主人公、名奉行と名高い大岡越前守忠相は約20年間、遠山金四郎は北町奉行所からの転勤後約7年間この奉行所で執務されたそうです。出土された歴史に触れる機会です。有楽町へお越しの際は是非座ってみてください。