魅惑のワード「知らんけど。」
公私共に関西在住や出身の方とお話しさせていただく機会が多いのですが、以前から気になっているある一言があった。会話の語尾につく「知らんけど。」です。
テレビなどでも時折耳にする言葉、無責任にも寛大にも聞こえるこの一言に納得のコメントを与えてくれた一冊に出会えました。著者の田中泰延氏は長くコピーライターで活躍され、独特の切り口で話題の方。コロナ禍である今だから出版したいと思われた一冊との事。
中に見出しを見つけたときは大爆笑、なるほどと関心する分析でした。氏曰く、けっして自分の発言に無責任な言葉ではなく、むしろ賢者の姿勢なのだそう。発言されている多くの関西の方はきっと何も考えずに使っていらっしゃると思われるので、私にはいつまでも不思議な魅惑の言葉であります。いろんな方とお会いしてお話ししたい今日この頃です。