日比谷帝国ホテルのエントランスの左手ギャラリースペースにて、帝国ホテル開業130周年企画展｢日本資本主義の父　渋沢栄一と帝国ホテル｣が開催されています。現在渋沢氏が描かれている大河ドラマ｢青天を衝け｣も12月26日で最終回を迎えますね。

ご存知の通り渋沢栄一は｢日本資本主義の父｣と言われている人物。渋沢氏は帝国ホテル設立にあたり発起人代表となり、初代会長として就任し、帝国ホテル旧本館建設にも一役買った重要人物です。

竣工当時、渋沢氏がホテル側のスタッフ全員に向けられた言葉は、変わらず現在まで、ホスピタリティとプライドに繋がっているのではないかと思います。

渋沢氏の生い立ちからホテル建設に関わるまでが紹介されています。著名建築家フランク･ロイド･ライト氏設計の旧本館の素晴らしい模型もじっくり見ることができます。

現在の帝国ホテルも今後、2036年までの長い期間を経て新本館建設を計画中との事。デザインアーキテクトとして建築家ATTA・田根剛氏の起用が最近発表され、その計画案のビジュアルも大変話題になっています。数多く存在するホテル業界において、日本を代表するホテルとしていつまでも安定の位置にあって欲しいと思います。