設計の仕事を経て、銭湯の番台も経験した塩谷歩波さん、今はイラストレーターとなり、彼女の描く図解は巧みな繊細さで密かに人気を得ています。私も、以前から時々UPされる繊細な図解作品を楽しみにしておりました。今回初めて実物作品を見れる機会があり、行ってきました。

会場は日本橋三越本館7階、イベントスペースで開催中の｢おとなの遊び時間｣。今回は流行中の『サウナ』をテーマにした企画展にて、サウナつながりで銭湯の図解を描く塩谷さんの作品スペースが設置されていました。念願の作品との対面で少しテンションが上がってしまいました。

東京足立区北千住にあるレジェンド的な銭湯｢大黒湯｣の図解も展示されていました。この銭湯は馴染みもありますので、細かく巧みな図解はあっぱれでした。彼女の図解には愛の溢れるほっこりとしたコメント説明が付き、それも人気の一つなのです。

｢描いてください！｣との依頼は、最近は銭湯だけにとどまらず、劇場、リゾートホテルなどからの依頼も後を絶たないそう。そして彼女の作品だけではなく、その生き様も興味深く、ドラマ化やラジオ出演されるなど話題に！これからも活躍されるのでしょうね。密かに応援しています。

そして会場の日本橋三越、久しぶりに訪れましたが、歴史ある百貨店はやはり素敵でした。