珠玉のバレエ公演でした。
世界中のバレエ団が休み期間に入るこの時期には海外や国内で活躍している日本人ダンサーを招聘して様々な場所で「ガラ公演」が開催されます。この「ガラ公演」ではバレエ団の垣根を越えたダンサー達が踊りたい演目を次々に披露してくれます。
毎年いろんなダンサーを観られるので楽しみにしているのですが、先日、新世紀型のガラ公演「BALLET The New Ckasic」を拝見して感激しました。企画者はフォトグラファー井上ユミコ氏とKバレエカンパニーの現プリンシパル堀内將平氏。今までになかったエレガントな公演を開催したいと拘りを詰め込み、昨年からのリベンジ開催でした。ピアニスト滝澤志野氏、チェロ奏者大宮理人氏の奏でる音の美しさに名だたるダンサーたちの表現力が冴え渡りました。
ダンサーのパフォーマンス、お衣装、音楽、照明、演出、広告、プロ集団が創りだした世界はとても美しかった!ダンサーの素晴らしい技術はもちろんですが、音、照明、演出もお見事。大きなホールではなく、敢えてキャパの少ない小さな会場で、私たち観客は目の前で繰り広げられる夢の世界に釘付けになりました。ユミコさんの愛に溢れる写真満載のパンフレットも芸術作品のようです。
来場者の方々もファッション業界の方も多く、とても華やか。ホワイエ内のBARコーナーまで「BOTTEGA」とのコラボレーションでお洒落な演出と美味しいドリンク提供でした。
何から何まで拘りと愛の感じられる夢のような夏の公演でした。開催関係者の皆様全員にブラボー!!