普段からたくさんの公演を観ている“K-Ballet TOKYO”ですが、クラッシックバレエ以外の作品制作公演“Opto”プロジェクトがあります。特にコンテンポラリーオリジナル作品で内容も社会問題を取り入れていてかなり注目されている企画公演。

さて、今週末に開催予定のOpto第３弾「シンデレラの家」という公演。タイトルからイメージできるものとは程遠い内容で、社会問題の一つヤングケアラーが題材になっているそう。近年新しい世界を繰り広げている詩人最果タヒ氏の書き下ろし「シンデレラにはなれない」を原作に。心の中に潜む「シンデレラ」をバレエ作品にするという意欲作。メインビジュアルはヒグチユウコ氏のイラスト描き下ろしなど、最果タヒ氏筆頭に様々なクリエイターが集結しているとは、ワクワクが止まりません。

今回のダンス作品とのコラボレーションを記念して代官山蔦屋書店にて最果タヒ作品特集コーナーができていたので、先月、詩集を購入に伺いました。公演に向かうリハーサル風景の写真展示もあり、ますます楽しみになっております。タヒさんの詩には人の心の奥にズキンと響くものがあります。