古巣に戻ってきました。
今から約130年前の1890年現サッポロビールの前身である日本麦酒醸造会社がビールの製造を始めたヱビスビール発祥の地に“YEBISU BREWERY TOKYO”として工場が戻ってきました。この地でビールを作るのは工場移転以来35年ぶりとのこと。
広大な跡地は都市開発として恵比寿ガーデンプレイスや駅を含めた商業施設となりました。工場内にビールを運ぶための線路が引かれ、停車場の一部が旧国鉄の駅となり駅名が「恵比寿」となったのは有名な話ですね。
“YEBISU BREWERY TOKYO”ではビールの製造の他、ギャラリーもありビールの歴史、工場の一部を見ることができます。今回は有料ギャラリーツアーに参加させていただきました。苦いビールをいかに大衆化させたか、戦前戦後をどう生き延びてきたかなど今に通じる商業戦略も学べます。
もちろん、ツアーの後にはこのブリュワリーで作られた限定フラッグシップ商品「ヱビスインフィニティ」を味わうことができます。併設の試飲コーナーでいただく細かい泡の出来立てビールのお味は最高でした。
恵比寿という土地の歴史を感じた体験、街は変化しながら成長しているのだと改めて感じました。