20代後半に観た映画がリマイスター版となって35年ぶりに上映されると聞き懐しい想いを胸に映画館に行きました。「BAGDAD CAFE/バグダッド・カフェ」懐かしいと覚えている方もいらっしゃると思いますし、テーマ曲「Calling you」という曲を耳にした方もたくさんいらっしゃると思います。1989年日本初上映、ミニシアターブームの象徴ともいわれた本作品。

ずっと覚えていた印象的なポスタービジュアル

西海岸から車でラスベガスへ向かいながら米国旅行を楽しむはずだったドイツ人夫婦の喧嘩がきっかけで、夫と別行動となり、立ち寄った砂漠地帯の村のモーテル＆カフェでの滞在でいろんな人言模様を見ながら自分と向き合う女性の物語。そこの女主人も同じく自分の生き方と家族との関係を見直す物語でもある。

上映記念品のミニカレンダー！

古い話でもなく、今でもとても通じるところもある。だた当時はミニシアターにワクワクしながら二十歳前後の年齢で音楽とカメラアングルがお洒落だな〜などと鑑賞、時を経て鑑賞する感じ方の違いがとても面白い。配信システムが溢れてはいますが映画館でどっぷり浸る面白さがありました！

西海岸からラスベガスへの砂漠地帯

昨年秋、正に砂漠地帯を(空からですが)LAXからラズベガスへ移動したばかり、目に入る米国西海岸からの乾いた大地も鮮明に覚えていてさらに感情移入しました。