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懐かしい面々に感激。
舞踊家金森穣氏率いる「Noism Company Niigata」りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館を拠点に活動する日本初の公共劇場専属舞踊団が昨年20周年を迎えました。公共での運営継続はとても厳しかったと思います。クオリティーの高い作品を生み出すだけではなく、市民に向けたワークショップ等や学校へのアウトリーチなどの【地域活動部門】、世界に向けてグローバル展開を通して“カンパニー”と並んで“新潟”を広めるなどの【国際活動部門】、新潟市の努力、市民の愛と理解にも支えられ、いくつもの危機を乗り越えながら20周年を迎えたことは本当に素晴らしいことだと思います。
先日本拠地新潟から始まった「円環」という公演を埼玉県「彩の国芸術劇場」に観に行ってきました。記念すべきトリプルビルは金森穣振付再演「過ぎゆく時の中で」、近藤亮平振付「ニンゲンシカク」、金森穣新作「Suspended Garden―宙吊りの庭」2作品も金森穣氏に率いられた1作品目も、2作品目も若手ダンサーたちが生き生きとしていて観ていて気持ちが良かった!特に最後の新作には、Noism0の井関佐和子氏&山田勇気氏に加え、退団後11年目宮河愛一郎氏、退団後5年目の中川賢氏がゲスト出演されるという豪華さ。それぞれ井関佐和子氏と組まれた方々、金森氏の新作での再共演に感激。
大千穐楽という日で、関東近郊のファンの皆様、新潟からもたくさんの方々がいらして大いに盛り上がりました。ほかほかした気持ちで晴天の彩の国芸術劇場を後にしました。