
緻密なデッサン力〜湯けむりと珈琲の余白〜
8年前にSNSで知ったアーティスト塩谷歩波さん。以前のblogにも載せさせていただいております。建築事務所勤務時の体調不良から癒しの銭湯でのアルバイトを通して、大好きな世界を図解説明を始めた若手作家さんです。アルバイト先でもあり最初の図解の銭湯“小杉湯”は大人気の銭湯です。
彼女の出版した本を購入して以来相変わらずSNSで作品を追っており、ついに銀座GINZA SIXの蔦屋書店にて個展をされるとのことで先日在廊日に伺いました。建築士だったことから構図もとても良く、愛も溢れているので眺めていていつもホッとする世界観なんです。親戚の自宅近所の歴史の長い素晴らしい銭湯が閉店してしまったので図解のレプリカをこの度購入させていただきました。

今は無き北千住「大黒湯」の額装レプリカ。
この度、ついに純喫茶をテーマにした“純喫茶図解”というノスタルジックな本が4月16日より発売されました。銭湯と同じくどんどん無くなっている純喫茶を残したいという想いから2年間コツコツと描き続け、出版が決まったのだそうです。
彼女のデッサン力の魅力で各方面(小劇場、ホテル、旅館など)からの図解のオファーが続いているのです。蔦屋書店の展示会は終了してしまいましたが、これからもますますご活躍ください。

早速発売日に購入させていただきました。お気に入りの純喫茶も数店舗描かれていました。